【ニュース】 九州産交ツーリズムなど、観光交流施設「mio camino AMAKUSA」をオープン、「手ぶらで」の来訪し上天草市ならではの魅力を「その場で」を一度に体感 熊本県上天草市

2019.10.16
九州産交グループで観光(旅行)事業、地方創生事業、索道・航空代理店事業を手掛ける九州産交ツーリズム株式会社(熊本市中央区、矢田素史社長)は、上天草市からの指定管理者として株式会社シークルーズ共同企業体とともに運営業務を受託した観光交流施設「mio camino AMAKUSA(ミオ・カミーノ天草)」を10月12日にオープンした。

同地域は、クルマエビ・塩・海苔などの海産物ほか、地鶏(天草大王)、柑橘類など特徴的な食資源に恵まれており、自然景観や地形を生かしたマリンスポーツをはじめとするアクティビティにも最適な環境でありながら、それぞれを気軽に体感できるスポットが広域に分散していたという。

今回オープンした同施設は、同市ならではの食文化・自然環境の魅力を、「手ぶらで」の来訪でも「その場で」一度に体感できるというもの。
同地域のビューポイントを代表する天草五橋のルート上、四号橋と五号橋の間に立地し、地域の食(マーケットプレイス)、アクティビティの体感スポット(プレイゾーン)、観光情報の発信拠点(ツーリストインフォメーション)などで構成する。

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同施設では、観光での来訪をはじめ、修学旅行などの学校行事、パーティーやマルシェなど団体での利用も見込み、近隣の「リゾラテラス天草」「わくわく海中水族館シードーナツ」など、既存の人気観光スポットとも共存、他スポットにない機能を補完する施設として地域全体の活性化を目指す。

マーケットプレイスのバーベキューテラス/バーベキューマルシェでは、「手ぶらで」立ち寄り、肉・魚介、軽食など、上天草の旬の食材を「その場で」選び、自身で焼いて食べることが可能。
カフェでは、地元食材を取り入れた丸型サンドイッチや唐揚げ、ポテト、スープなど、オリジナルメニューを販売する。

天草のセレクトショップでは天草に伝わる陶磁器や更紗、旅のアクセントとなるグッズなども扱い、上天草市内の事業者などが一定期間の試験販売ができる「ポップアップストア」も併設。

プレイゾーンでは、ボルダリングをはじめ、イルカウォッチング・天草五橋クルーズ・天草宝島ラインなどのクルーズ、シーカヤック・SUPヨガ・ダイビング・ウェイクボード・バナナボートなどが楽しめるという。

「mio camino AMAKUSA(ミオ・カミーノ天草)」の所在地は熊本県上天草市松島町合津6215番17、交通は産交バス・快速あまくさ号で熊本市内より1時間半~2時間「リゾラテラス天草」バス停下車後すぐ。
営業時間は9時~17時30分、定休日は12月~3月第2週までの水曜日(12月25日、1月1日・29日は営業)。