【ニュース】 JR西日本グループと邑南町、「地方型MaaS」の構築に向けた検討を開始 島根県邑南町

2019.10.07
JR西日本グループと島根県邑南町(おおなんちょう)は、「地方型MaaS」の構築に向けた検討を開始する。

同グループは、様々な移動を一つのサービスとして捉える「MaaS(Mobility as a Service)」を重要なテーマと捉え、「地方型」「観光型」「都市型」MaaSの展開を通じ、西日本エリアをシームレスに利用できる社会の実現を目指しており、今回の取り組みもその一環。

両者による共同検討テーマは、地域公共交通のデジタル化とキャッシュレス化、町内観光素材(鉄道資産やA級グルメなど)との連携や情報発信、生活関連サービス(病院・スーパーなど)との連携、都市エリアとのつながりなど。
具体的内容については検討が進み次第発表する予定で、実証実験などの実施については現時点で未定としている。

なお同グループでは、今年8月26日にせとうちエリアにおける観光型MaaS「setowa」の実証実験の詳細内容を発表、10月1日には「MaaS推進部」を設置している。