【ニュース】 奈良交通、奈良公園周辺と法隆寺地域を結ぶ急行バスの実証実験運行を9月21日~23日に実施 奈良県奈良市

2019.09.04
奈良交通株式会社(奈良県奈良市、植田良壽社長)は、奈良県と協力し、9月21日~23日の3日間、奈良公園周辺と法隆寺地域を結ぶ急行バスの実証実験運行を実施する。

同県を訪れた観光客が、より長く奈良に滞在できるよう、点在している奈良の観光地へのアクセス手段と速達性を向上させるとともに、法隆寺地域の活性化につなげることが目的。
今後の運行については、同実証実験での車内アンケート等の結果を踏まえ、検討する。

「世界遺産周遊急行バス」の運行日は2019年9月21日~23日。
運行本数は東大寺大仏殿・国立博物館発(法隆寺前行き)が1日8便、法隆寺前発(東大寺大仏殿・春日大社前行き)が1日7便。
所要時間は東大寺大仏殿・国立博物館から法隆寺前まで約55分、通常運行の奈良法隆寺線(各停)は約70分。
主要区間の運賃は、東大寺大仏殿・国立博物館~法隆寺前が760円、JR・近鉄奈良駅~法隆寺前が760円、朱雀門ひろば前~法隆寺前が640円。
現金、全国交通系ICカード、フリー乗車券で利用可能。
既存路線バスと区別するため、バスマスクを装着して運行するほか、車内には同県の調査員が乗車し、車内アンケート・乗降調査を実施する。