【ニュース】 日本工営、中瀬草原キャンプ場の整備・管理運営のPark-PFI事業で平戸市と正式調印 長崎県平戸市

2019.09.03
日本工営株式会社(東京都千代田区、有元龍一社長)は、中瀬草原キャンプ場(長崎県平戸市)の整備・管理運営を行うPark-PFI事業に関し、8月30日付で平戸市と正式調印した。

Park-PFI制度は、飲食店や売店など公園利用者の利便性の向上に資する公園施設の設置と、当該施設から生じる収益を活用し、その周辺の園路や広場などの整備を一体的に行う事業者を自治体が公募選定するもの。
2017年の都市公園法の改正により創設された。

今回の公募では、日本工営が持つコンサルティング業務の経験・ノウハウを活かした提案が採用されたという。
日本工営と星野建設株式会社(長崎県島原市、星野親房社長)が特定目的会社(SPC)を共同で設立し、事業を実施する。

整備計画(対象面積8.6ha)では、自然環境や景観を活かしたレクリエーションや賑わいの場を設け、交流人口及び地域活性化を図る。
現在の地形を変えずに、草原の部分をキャンプサイトゾーン(100~120張)、芝遊びゾーン、周辺の森での散策、自然観察を楽しむふくろうの森ゾーンなどに区分し、キャンプサイトにはデイサイト、昼間だけのバーベキューの利用のほか、「手ぶらでキャンプができる」施設を計画、2020年4月のオープンを目指す。
キャンプ場利用客は年間2万人を見込む。