【ニュース】 ノバレーゼ、婚礼施設で四国初進出、「伊予絣(かすり)」と「能」をデザインに取り入れた結婚式場を10月に開業、1日2組限定の完全貸切型施設として運営 愛媛県松山市
2015.08.19
ウエディングプロデュース・レストラン運営の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、浅田剛治社長)は、主力の結婚式場運営で四国初進出となる「松山モノリス」(愛媛県松山市)を10月10日に開業する。
同社では、松山市内でドレスショップ「エクリュスポーゼ松山店」を7月
25日に開業しており、8月26日にはレストラン「セラフィーナ」を開業、3施設の連動性を高め、相乗効果を図るという。
今回発表した同施設では、伊予鉄道「松山市」駅より徒歩5分の立地
で、約1,500㎡の敷地に2階建ての建物を新築。
1日昼夜各1組限定の、プライベート感の高い完全貸切型(ゲストハウス型)の婚礼施設として運営する。
施設内には、最大150人を収容できる披露宴会場(約230㎡)と同100人が参列できるチャペル(約100㎡)を設置するという。
建物は「和モダン」をコンセプトに、外観はシンプルでスタイリッシュな白と黒を基調としたデザインとした。
南側全体をガラス張りにし、高いデザイン性と採光性を兼ね備えた造りとするほか、松山市の文化である「伊予絣(かすり)」の模様や要素を、披露宴会場やチャペルの壁面などに取り入れる。
披露宴会場には、メーンテーブルの後ろにあたるガラスの壁越しに、日本庭園を設置。
庭園内には、伊予絣と同じく松山の文化である「能」の舞台を石で造り、能舞台では新郎新婦の記念撮影を行うほか、舞台と披露宴会場を石橋でつなぎ、お色直し後の入場シーンにも使うなど、松山らしい結婚式を演出する。
日本庭園には桜をはじめ紅葉樹や常緑樹を植え、列席者は新郎新婦の後ろに広がる四季折々の景色も楽しめるとしている。
新規施設への初期投資額は約6億4,000万円で、回収期間は6年半を予定。
一組当たりの平均客単価は400万円前後を想定、年間130組の披露宴実施で、同期間の売上約5億5,000万円を目指す。
「松山モノリス」の所在地は愛媛県松山市湊町7-7-2、交通は伊予鉄道「松山市」駅より徒歩5分。
敷地面積は1,454.56㎡、延床面積は1,216.93㎡、バンケット(1階)は229.78㎡、チャペル(2階)は98.01㎡。
収容人数は、バンケットが着席150人、チャペルが80~100人。
営業時間は、平日が12時~20時、土日祝日が10時~20時、定休日は祝日を除く火・水曜。
開業日は2015年10月10日。