【ニュース】 京阪ホールディングス、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」の開業時期を2019年12月に決定、ホテルとしては世界初となる WELL認証取得を目指す 京都府京都市
2019.05.15
京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)は、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」(京都市下京区)の開業時期を2019年12月に決定、一部施設内容も決定した。
同社では、長期経営戦略の主軸戦略の一つに「共感コンテンツ創造」を掲げており、その中心的な取り組みとして、健康的で美しくクオリティの高い生活を実現し、循環型社会に寄与するライフスタイル「BIOSTYLE」の提案を目指している。
同施設はそのコンセプトを具現化するもの。
同施設では、新しい生活スタイル「GOOD NATURE」を発信し、国際的なグリーンビルディングであることを示すLEED認証、ウェルネスに関する「WELL Building Standard®」認証の取得を進めている。
取得した場合、WELL認証はホテルとして世界初となり、これらの活動を通じてSDGsの達成に貢献し、社会と調和した持続的な成長を目指す。
また、独自のブランドや商品を開発する製造小売業(SPA事業)へも参入するほか、3階部分で隣接する髙島屋京都店との接続を行うなど、周辺の商業施設との連携を図りつつ、次世代に残る柱となる事業を育成する新たなチャレンジにも取り組む。
さらに、郊外の小規模生産者とのコミュニケーションや収穫体験のアクティビティなど「アンダーツーリズム」型の企画も提案。
京都市内に集中する観光客の分散化も図るとともに、小規模ながら無農薬や減農薬などこだわりを持って野菜等の生産を行う生産者の農産物、京都ならではの工芸品などを販売する。
地元の小規模生産者、作家や職人にスポットライトをあてるとともに、安定的な販路を提供することで、小規模農業の支援、地域社会への貢献にも取り組むという。
なお、4階~9階部分の「GOOD NATURE HOTEL」は、天然木を基調とした自然に優しい内装で、面積28~90㎡の広々とした客室(120室)を設定。
こだわりのバスアメニティやウェルカムスイーツ、オリジナルのローカル体験ツアーなど、心と体に楽しい時間を提供するとしている。
「GOOD NATURE STATION(グッド ネイチャー ステーション」の所在地は京都市下京区河原町通四条下ル稲荷町、交通は京阪本線「祇園四条」駅より徒歩5分、阪急京都線「河原町」駅より徒歩2分。