【ニュース】 「第62回 よさこい祭り」が高知市内で開幕、総勢206チーム・2万人の踊り子が華麗な衣装で演舞 高知県高知市
2015.08.11
南国・土佐の夏を彩る「第62回よさこい祭り」が、高知市内で開幕した。
8月9日の前夜祭を経て、10日・11日の両日は「本番」。
12日には全国大会が開催され、全国からエントリーされたチームと地元選抜が共演する。
高知のよさこい祭りは、全国各地から毎年100万人以上が訪れるビッグイベント。
昨年は相次ぐ台風と豪雨の影響で開催が危ぶまれたが、「今こそ、高知が元気だということを全国に発信しよう」と、よさこいの「本家本元」のプライドをかけて実施。
災害復興への思いとパワーを踊りに込め、全国のファンを感動させた。
今年は昨年よりも5チーム多い、総勢206チームが参加。
3年連続の200チーム超えで、ますます盛り上がりを見せている。
会場では、鳴子を手に、華やかな衣装をまとった踊り子が高知市内の繁華街や特設ステージで熱演。
地方車(じかたしゃ)と呼ばれる山車に続いて、優雅に、そしてダイナミックに踊る。
各チームで振り付けや音楽が異なり、観衆を飽きさせないという。
近年では、よさこい祭りに魅了されて県外から高知へ移住する人が増
加。
高知市では今年、「よさこい移住応援隊」が発足、2008年~2014年によさこい祭りをきっかけに移住した先輩7人が任期2年の隊員となり、移住希望者の相談窓口として情報を提供する。
今回のよさこい祭りでは、実際に移住希望者を高知市役所チームのメンバーに招き、祭りを体験してもらう予定だという。
なお、最終日の12日に開催される全国大会は、12時45分より開会式典を高知城で実施、13時30分〜21時30に高知城・追手筋・帯屋町・中央公園の4会場で演舞が披露され、18時30分~22時に中央公園で第62回本番受賞チーム表彰・後夜祭が実施される。