2019.03.15
大和ハウス工業株式会社（大阪市北区、芳井敬一社長）は、開発中の戸建分譲住宅地「セキュレアシティ藤沢 翼の丘」（神奈川県藤沢市、全114区画）で「スマートウェルネスシティ」の拠点となる集会所をオープンし、IoTとAIを活用した健康促進サービスの提供を開始、3月14日に記念式典を実施した。

同分譲地は、小田急江ノ島線「藤沢本町」駅より徒歩3分、JR東海道本線・湘南新宿ライン・小田急江ノ島線「藤沢」駅からも徒歩圏内の立地。
神奈川県立藤沢高等学校の跡地（約2万6,000㎡）に全114区画の大型戸建分譲住宅地を建設、多様な世代が健康で安心して暮らせる「スマートウェルネスシティ」をコンセプトに、神奈川県が掲げる「健康寿命日本一」の一助となるまちづくりを行うとしている。

同社は、2010年3月に県立高校の再編統合により閉校した「藤沢高校」の跡地で、高齢者や障がい者、子育て世帯など多様な世帯が健康で安心して暮らせるまちづくりのモデル事業の公募型プロポーザルに応募、2015年4月に事業候補者に選ばれた。
2016年3月より解体に着手し、2017年3月より造成工事に着手している。

同分譲地では、入居者の日常運動を促進するため、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社（東京都品川区、髙垣浩一社長）が提供するパーソナルヘルスプロモーションサービス「FAIT（ファイト）」を導入。
入居者には、毎日の食事や睡眠、歩数などの日常の活動データを記録できるウェアラブルデバイス「FAIT タグ」を1戸に3台ずつ配布。
併設する集会所には、タブレットと専用のスポーツセンサーを活用して体力認知機能の測定を行う「FAIT ステーション」を設置する。

その他、緑化保全のために、宅地内の道路境界線から50cmの範囲を緑化。
あわせて、認可保育所、多様な世代が暮らせる賃貸マンションを建設するほか、外周道路に面して店舗の開業も予定しているという。

「セキュレアシティ藤沢 翼の丘」の所在地は神奈川県藤市本町四丁目1470-21、交通は小田急江ノ島線「藤沢本町」駅より徒歩3分、JR東海道本線・湘南新宿ライン・小田急江ノ島線「藤沢」駅より徒歩13分。
開発総面積は2万6,797.78㎡、住宅区画面積1万5,522.09㎡
（114区画合計）、開発道路面積は6,335.67㎡、その他公共公益施設面積は2,853.78㎡。
延床面積は101.25㎡（3LDK）～122.13㎡（4LDK）。
販売価格は建築条件付宅地が2,990万円～4,260万円・分譲住宅が6,690万円～8,580万円、最多価格帯は建築条件付宅地が3,700万円台（4区画）、分譲住宅が6,000万円台（4棟）、最多価格帯は1,000万円単位、金額は全て税込み。