【ニュース】 近鉄百貨店と南都銀行、地域商社事業による地域産品の販路拡大や新規創業支援で連携協定 奈良県奈良市
2019.03.15
株式会社近鉄百貨店(大阪市阿倍野区、髙松啓二社長)と株式会社南都銀行(奈良県奈良市、橋本隆史頭取)は3月11日、地域商社事業による地域産品の販路拡大や新規創業支援を通じた地域活性化を目的に「連携協力に関する協定」を締結した。
南都銀行は、中期経営計画「活力創造プランⅡ~変革と挑戦~」で、「創業・新事業展開の支援の強化」を通じ、地域活力の創造を目指している。
一方近鉄百貨店は、「地域社会と共に成長・発展する地域共創型の百貨店」として地域商社事業に取り組んでおり、昨年3月奈良店に「大和路ショップ」を新設、現在自治体や生産者と開発した32商品をはじめ、常時100種類以上の奈良の逸品を販売しているという。
両社は今回の提携により、地元企業の販路拡大や新規創業支援を通じ、更なる地域活性化に取り組む。
主な連携内容は、地域商社事業への商品化前の段階を含む出品事業者の紹介、出品事業者における商品化・事業化時点でのビジネスマッチング、出品事業者の事業展開における資金調達への対応検討。
提携に基づく主な取組みは、個別商談会の実施、ビジネスプラン事業化支援における連携など。