【ニュース】 JR九州、唐津線「山本」駅の旧駅事務室を活用、コラボプラネットの個別指導学習塾「ブランチ」を開校 佐賀県唐津市

2019.02.25
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は2月22日、唐津線「山本」駅(佐賀県唐津市)の旧駅事務室を活用し、株式会社コラボプラネット(福岡県糸島市、西原申敏代表)による個別指導学習塾「ブランチ」を開校した。

JR九州では、現在は使用していない駅舎や遊休スペース等の有効活用に向けた取り組みを推進しており、今回の取り組みもその一環。
無人駅の遊休スペースでの学習塾の開校を通じ、駅のにぎわいづくりにつなげる他、学習サポーターが駅の清掃を行うことで、駅環境の維持向上にもつなげるとしている。

学習塾「ブランチ」は、子どもの数が少なく、周囲に学習塾がない(少ない)地域を対象とした、iPadの活用による通信制の個別指導学習塾。
地域の遊休スペース(商店街、寺院、集会所等)を借り、地域の人材(シニアや主婦層)を学習サポーターとすることで、生徒数8人でも維持できる仕組みを構築しているという。

個別指導学習塾「ブランチ」の開校場所は唐津線「山本」駅の旧駅事務室跡(約43.4㎡)。
開校する火曜日と金曜日の夕方から夜間に学習サポーターが駐在する。
学習サポーターは教室管理のほか、簡単な駅清掃等の活動を行う。