【ニュース】 横須賀市・京浜急行電鉄・NTTドコモの3者、スマートモビリティ等を活用したまちづくりで連携協定を締結 神奈川県横須賀市

2019.01.25
横須賀市(上地克明市長)・京浜急行電鉄株式会社(東京都港区、原田一之社長)・株式会社NTTドコモ(東京都千代田区、吉澤和弘社長)の3者は1月24日、「スマートモビリティ等を活用したまちづくりに関する連携協定」を締結した。

横須賀市は、旧軍港としての歴史を背景に、自動車や船舶などの製造業のまちとして発展してきたが、産業構造の変化に加え、市域の多くを山地・丘陵が占め、平坦地が少ないという地形的特徴から、高齢化の進行や若年層の市外転出といった課題が他都市よりも早く顕在化しているという。

今回の同協定は、研究開発機関の集積地「横須賀リサーチパーク(YRP)」の特徴を活かし、同市内でスマートモビリティを活用した社会課題の解決と、新たなビジネスの創出を図るというもの。

同協定に基づき、同市は2019年春から市内で実証実験等の実証フィールドを提供、地域住民等への情報発信・説明の支援を行う。

京急電鉄は、多岐にわたる事業フィールドと沿線開発で培われたビジネス展開力を提供。
2019年下期にはドコモのAI運行バスを使用し、京急ストアなど京急グループ施設や市役所等の公共的施設などを巡回する「お買物送迎車」の実証を予定しているほか、京急電鉄とdカーシェア、ドコモバイクシェアサービスとの連携も検討しているという。