【ニュース】 静岡市、同市の魅力を一堂に集めた記者発表会を東京都内で開催、持続可能な8つの魅力について概要を発表 静岡県静岡市
2019.01.10
静岡市はこのほど、「世界に輝く静岡市」をスローガンに、同市が世界に誇る魅力を一堂に集めた記者発表会を東京都内で開催、現在積極的に取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)を背景に、持続可能な8つの魅力について概要を発表した。
今回、特に注目を集めたのは、絶滅危惧種に指定されているレッサーパンダの繁殖管理で静岡市立日本平動物園が世界レベルで重要な役割を果たしている点や、同園が今年開園50周年を迎えて様々な事業を展開する点、そして新たにスタートする「今川義元公生誕
500年」を記念した事業など。
今川義元公のキャラクター「今川さん」は、類を見ない「涙を流すゆるキャラ」で、この涙には本来「海道一の弓取り」の異名をとる猛将だったにもかかわらず、「桶狭間の戦い」で織田信長に敗れたため、弱々しい貴族のイメージが定着した悔しさがにじみ出ているという。
なお、静岡市や静岡商工会議所で構成する「今川義元公生誕500年祭推進委員会」では、生誕500年を機に復権を目指そうと、現在、着々と準備を進めている。
また、記者発表会では、昨年8月に亡くなった静岡市出身の世界的漫画家・さくらももこさんが故郷活性化のために遺したマンホールの蓋や、徳川家康の居城として知られる駿府城から豊臣家ゆかりの「金箔瓦」が発掘されたことなども紹介。
いずれも今後、世界へ誇る魅力としてさらに発展する可能性を秘めており、今後の「世界に輝く静岡市」の一翼を担う話題であるとしている。