【ニュース】 岡山県、岡山が誇る幻の酒米「雄町」の地酒を岡山の伝統工芸品「備前焼」で味わえるイベントを1月31日・2月1日に「とっとり・おかやま新橋館」で開催 岡山県岡山市

2019.01.07
岡山県備前県民局(岡山市北区)は、岡山が誇る幻の酒米「雄町」の地酒を岡山の伝統工芸品「備前焼」で味わえるイベント「備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR」を1月31日・2月1日の2日間、「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)で開催する。

同イベントは、酒造好適米の「雄町」の地酒と、「備前焼」、瀬戸内のつまみが楽しめるというもの。
チケット購入者先着500名には備前焼のぐい呑みもセットする。

幻の酒米「雄町」は、約150年前から岡山で栽培が始まった、酒米の原生種。
最高級品種として評価が高く、山田錦や五百万石などは、雄町がルーツとなっている。
現在も生産量の約95%を岡山県が占めているが、背丈が高いため倒れやすく病害虫に弱いなど、栽培が難しいことから、希少性の高い「幻の酒米」と呼ばれているという。

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今回は、「利守酒造」(赤磐市)・「宮下酒造」(岡山市)・「室町酒造」(赤磐市)の3蔵元それぞれの銘柄「赤磐雄町 荒走り(季節限定)」「極聖 雄町米純米吟醸 しぼりたて生原酒」「無濾過生原酒 あらばしり一番」が登場。

器には、日本を代表する焼き物「備前焼」を使用。
「備前焼」は、釉薬(ゆうやく)をかけずに自然な土と火の融合によって生み出される素朴さが魅力で、その世界観は「わび・さび」に通じ、千利休をはじめ多くの茶人に好んで使われてきた。
また、「備前焼」の酒器は酒をおいしくするとも言われ、「備前焼」の内部にある微細な気孔によって生まれる通気性が酒に含まれる酵母菌の働きを活発にし、酒の熟成効果を高めるという。

更に今回は、雄町の地酒に合う「瀬戸内のおいしいおつまみ」も用意。
岡山県内で「刺身」と言えばサワラのことを指すほど、県民に愛されている「サワラの刺身」、岡山の名物魚「ままかり」、備前市日生町産の大粒で濃厚な牡蠣「日生(ひなせ)かき」などを提供するとしている。

「備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR」の開催日時は1月31日・2月1日の17時~20時30分(L.O.20時)。
開催場所は「とっとり・おかやま新橋館」2階催事スペース(東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス)。
入場料は2,000円(1,000円相当の備前焼ぐい呑み チケット200円×7枚セット、1月24日より「とっとり・おかやま新橋館」で販売、当日販売あり)。