【ニュース】 小松電業所、金沢工業大学の学生などが手掛けた総務部オフィスのリノベーションを完了、11月14日に内覧会 石川県小松市
2018.11.08
株式会社小松電業所(石川県小松市、塚林幸作社長)は、金沢工業大学(石川県野々市市、大澤敏学長)の学生などが実施した同社総務部オフィスのリノベーションを完了、11月14日に内覧会を開催する。
今回のリノベーションは、同大学Toiroプロジェクトの3年生14名(建築デザイン学科・建築学科)と、株式会社寺田鉄工建設(石川県小松市、寺田健信代表)が共同で実施したもの。
施主の小松電業所が進める働き方改革の一環として、知的生産性の高いオフィス空間を実現するため、施主・建設会社・大学の三者協力のもと、DIYリノベーションも含めた個性的なオフィス空間づくりにチャレンジしたという。
同プロジェクトは、今年3月に同大学で開催された「KIT-COC フォーラム2017 地域志向教育研究活動マッチング交流会」に小松電業所スタッフが参加、Toiroプロジェクトのプレゼンに興味を持ったことから始まった。
設計は学生14名が2班に分かれ、平面計画を含めたインテリアイメージを各1案提案する事からスタート。
各班が提示したコンセプトはそれぞれ「ゆるく繋がる」と「つくらずつくる」で、数回の打ち合わせ後に前者が採用されたものの、後者内のアイデアも随所で取り入れながら1つの計画案として形づくられたという。
オフィス内には、Toiroの学生によって制作された家具や小物が散りばめられた。
中でも、オフィス中央の三連戸は異彩を放っており、白山山頂の御前峰・大汝峰・剣ヶ峰をモチーフにデザインし、カッティングマシンを使用して巨大な切り絵のように制作されたパーティションは、同オフィスのアイコンとして様々な作用をもたらすとしている。
内覧会の開催日時は11月14日の14時~16時(14時30分~15時に関係者挨拶・Toiroプロジェクト学生発表)。
会場は石川県小松市国府台5丁目32-4。
一般の人も内覧可能。