2018.11.05
京王電鉄株式会社（東京都多摩市、紅村康社長）と京王不動産株式会社（東京都渋谷区、松坂義信社長）は、京王線「笹塚」駅より徒歩1分の京王笹塚ビル（所有：京王不動産、東京都渋谷区）をリノベーションし、新名称「笹塚テラス」として2018年11月29日にオープンする。
また同施設の一部に、新しい宿泊・滞在スタイルを提案する中長期滞在者向けの宿泊施設「（仮称）KARIO SASAZUKA TERRACE（カリオ笹塚テラス）」を、2019年春に開業する予定。

笹塚駅周辺は、新宿・渋谷へのアクセスも良好で、観光の拠点に適したエリア。
商店街や住居が集積し生活利便性が高く、中長期の滞在に適しているという。

「カリオ笹塚テラス」は、2017年2月に開業した「KARIO KAMATA（カリオ蒲田）」に続くもの。
旺盛なインバウンド需要や多様化する宿泊・滞在ニーズに応え、自宅に居るような感覚で「暮らすように泊まる」「暮らすように滞在する」ことができる設備やサービスを備えた、中長期滞在者向けの新たな宿泊空間を提供する。

また、カリオ笹塚テラスでは、地域交流の拠点として活用できるラウンジを設け、宿泊者同士の交流だけでなく、商店街や地域住民との交流の場、情報の相互発信の場として、利用者の満足度向上と地域消費の促進、街の活性化につなげる。
将来的には街が宿泊・食事・イベント・各種サービスを提供するひとつのホテルとして新しい滞在スタイルを目指す。

なお、地下1階には地域交流ラウンジ「笹塚アキチ！」を設置（運営・管理は京王不動産）。
2018年11月29日にオープンし、宿泊施設「カリオ笹塚 テラス」開業準備にあたり一時休業の上、改装後オープンする。
同ラウンジ内では、旅行者・施設利用者・地元住民が、プロジェクションマッピングと地図アプリを使用した双方向の情報発信により、交流できるという。

「カリオ笹塚テラス（仮称）」の所在地は東京都渋谷区笹塚1丁目56番7、交通は京王線「笹塚」駅より徒歩1分、建物・笹塚テラスの4階～7階（予定）。
延床面積は約1,020㎡。
客室数は26室（予定）、客室タイプは1K（12室）・2LDK（14室）。
付帯施設は地域交流ラウンジ「笹塚アキチ！」（地下1階）。

京王笹塚ビルのリニューアル後の新名称は「笹塚テラス」。
建物は地下2階 地上10階建、京王笹塚ビル（竣工：1971年）をリニューアル。
敷地面積は760.44㎡、延床面積は5,134.00㎡。
運営・管理は京王不動産株式会社。
開業は11月29日10時（予定）。