【ニュース】 JR九州、2019年3月に「門司港」駅2階にオープンする洋食レストラン「みかど食堂 by NARISAWA」の主なメニューなどを発表 福岡県北九州市

2018.10.30
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は10月29日、2019年3月にJR鹿児島本線「門司港」駅(重要文化財、北九州市門司区)2階にオープンする洋食レストラン「みかど食堂 by NARISAWA」の主なメニュー、内装イメージ、シンボルマーク・ロゴを発表した。

同店の監修は、レストラン「NARISAWA」(東京都港区)オーナーシェフの成澤由浩氏。
世界に類を見ない日本独特の食文化である洋食と、NARISAWAの現代性をミックスさせ、徹底して九州の食材にこだわり、時代にあった最高の洋食を作り上げるという。

予定メニューは、ハンバーグ・ビーフシチュー・ビーフカレー・シーフードカレー・グラタン・オムライス・メンチカツ・アジフライ・ポテトフライ・ナポリタン・ドリア・エビフライ・カキフライ・カニクリームコロッケなど。
価格帯は、アラカルト1,200円~ セット2,500円~ コース4,000円~(予定)。

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内装工事にあたっては、かつてのみかど食堂を調査したところ、格式ある建物でありながら当時の最先端のデザインが施されていたことが分かったという。
今回の同レストランでは、門司港駅舎が持つ当時の格式を再現するだけでなく、シェフが生み出す新たな洋食の魅力に呼応するよう、ものづくりの街である地元の技術者の高度な技法を取り入れるなど、現代でしか生み出すことができない格式と新しさを併せ持つ、クラシックモダンなデザインとした。

シンボルマークのモチーフは、JR九州の制帽等のエンブレムにも採用されていた「動輪」のマークと、門司港駅=起点駅からスタートする「線路」。
門司港駅の復原・みかど食堂の再興への想いを象徴的に表現した。

ロゴは、一般的な「食堂」ではなく、高級感のあるレストランをイメージし、細い線で高級感を表現。
大正時代の雰囲気を伝えられるよう、大正時代の音楽をかけ、大正時代を感じながら書き上げたという。

「みかど食堂 by NARISAWA」の開業時期は2019年3月。
開業場所はJR鹿児島本線「門司港」駅2階(国 重要文化財)
営業時間は平日11時30分~14時30分・17時30分~21時、土休日11時~21時30分(予定)。
席数は約50席。