【ニュース】 文京学院大学、10月27日の「おかめフェス」で駄菓子屋を開店、商店街の空き店舗を活用し世代間交流の場を提供 埼玉県ふじみ野市
2018.10.22
文京学院大学(工藤秀機学長)人間学部(学部長:木村浩則教授、ふじみ野キャンパス:埼玉県ふじみ野市)のコミュニケーション社会学科で中山智晴教授の授業を履修する学生は、10月27日に開催される第3回「おかめフェス ハロウィンウォーク」で、商店会の空き店舗を活用した駄菓子屋を1日限定で開店する。
中山教授が担当する「フィールドプロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ」では、授業の一環として、ふじみ野市にある大井ショッピング商店会と亀居中央商店会の活性化を目的とした「商店街活性化プロジェクト」に3年生4名が携わっている。
同プロジェクトは埼玉県が、地域の人々や外部の専門家などと協力しながら商店街の活性化を図ることを目的に実施している「NEXT商店街プロジェクト」と連携し、取り組んでいるもの。
「おかめフェス ハロウィン」は、亀居町会・亀居中央商店会・大井ショッピング商店会にて実施するハロウィンイベント。
お菓子をもらいながら町会と商店会を歩くハロウィンウォークや、ゲーム、ガラポン大会などの催しが行われるなど、地域交流の場となっている。
今年度が3回目の開催となり、毎年多くの来場者で賑わっているという。
学生は今回、埼玉県庁とふじみ野市の担当者と週1回の会議やワークショップ、他県の商店会見学を実施し、ふじみ野キャンパス近隣の大井ショッピング商店会・亀居中央商店会の活性化について取り組んだ。
同取り組みの中で、両商店会の周辺に駄菓子屋がないことや、商店会に学習塾があることで子どもが多いなどの現状分析を行い、今回、第3回「おかめフェス ハロウィンウォーク」の中で1日限定の駄菓子屋開店を企画。
当日は、亀居中央商店会の元八百屋の場所を活用し、「駄菓子屋 ふみちゃん」と名付けた店舗を開店し、学生たちが協力しあって運営する。
高齢者から子どもまで馴染みのある駄菓子屋を営業することで、大学と地域、また地域内の世代間交流の場を作るという。
なお、学生は通常の駄菓子運営のほかに、ハロウィンウォークを盛り上げるため、「おかめ新聞」を発刊している。
開催場所は亀居中央商店会駄菓子屋ふみちゃん(埼玉県ふじみ野市亀久保1239-18)。
開催日時は10月27日の13時~16時。
主催は亀居町会・亀居中央商店会・大井ショッピング商店会。