2018.10.19
泉大津市（南出賢一市長）は、南海電気鉄道株式会社（大阪市浪速区、遠北光彦社長）・株式会社岸和田グランドホール（大阪府岸和田市、小田一法代表）・一般社団法人ドローン学術技術普及協会（大阪市北区、古賀真也代表理事）と、ドローンを活用した活動等の包括連携に関する協定を10月23日に締結する。

同協定は、ドローンの将来性を見込み、地域の活性化につなげたい同市、鉄道高架下の地域活性化に資する開発により沿線の価値向上を推進する南海電気鉄道、今後のドローンの発展と利用価値に注目し、新規でドローン事業を検討していた岸和田グランドホール、ドローンの普及に取り組むドローン学術技術普及協会のそれぞれの思いが一致したことによるという。

協定の内容は、防災や災害対策、職員のドローン操作技術の習得、ドローンの開発・普及、人材育成に関することなど、地域社会の成長・発展につながる事項について連携・協力するというもの。

4者は今後、泉大津駅南側の南海電気鉄道の高架下に、岸和田グランドホールとドローン学術技術普及協会が「ドローングローバルスクール泉大津校」を設置、11月11日に開校する。

同市地域経済課は、ドローンに身近に接し、体験できる場所ができることにより、防災・災害対策をはじめ、関連産業の誘致・創出や、ふるさと納税とも連携した体験型観光プログラムの作成、新しい技術への学童期からの関心が将来的なIT産業分野への志向につながるなど、地域の活性化やまちづくりに大きく資するものと期待しているという。