【ニュース】 会津若松市、「IoT・ICTフェア」を会津大学で11月2日・3日に開催 福島県会津若松市
2018.10.17
会津若松市は、「IoT・ICTフェア~150年先の街づくり、会津若松市の挑戦~」を会津大学 LICTiA UBIC講堂・中講義室(福島県会津若松市)で11月2日・3日に開催する。
総務大臣賞を受賞した会津若松の取組みや、先端IT企業・会津大学発ベンチャー企業などの取組みを知ってもらうのが狙い。
同市では、IoT・ICT(デジタル)を中核に置いたスマートシティ構想により、地域モデルの創出を行っている。
同市が目指すスマートシティでは、特定の取組みではなく、エネルギー・観光・医療・教育・農業・金融・移動手段の7領域にまたがって取り組むことで、産学官が連携した街づくりを目指す。
平成31年春には、500名以上が入居するICTオフィスビルが竣工、更に多くのICT企業が集積され、実証実験や会津大学との連携が深まっていくという。
また、会津モデルは、地域活性化モデルと国や各団体から認定を得たほか、平成30年には総務大臣賞受賞(スマートシティ推進・ICT産業集積・人材育成貢献)にも選定された。
11月2日には、国の情報化政策をけん引し、会津モデルを良く知る中小企業庁次長の前田泰宏氏と総務省大臣官房総括審議官の安藤英作氏の2名による基調講演を行い、地方創生やICTを活用した街づくり、今後の方針などを披露する。
また、一般社団法人日本IT団体連盟専務理事の別所直哉氏や公立大学法人会津大学理事で産学イノベーションセンター長の岩瀬次郎氏が、「会津大学における産学連携の取組み」についてのセミナーを開催。
11月3日には、楽しく・便利になるICTの活用について多くの市民に知ってもらうため、「ゆるく楽しむ、??なICTの世界」を演題に、公立大学法人会津大学客員准教授 の藤井靖史氏と慶應義塾大学特任准教授の若新雄純氏によるセミナーを開催する。
基調講演・セミナーは要事前申込。
また、多くの先端IT企業やベンチャーや会津大学発IT企業が、ロボット・VR・セキュリティ・デバイス・観光・医療・農業など様々な分野から出展。
先端技術を知ることができネットワークが広がっていくという。
会津大学は、コンピュータサイエンティストの育成を目的とした専門大学。
学生1,000人当たりの大学発ベンチャー数ランキングで全国1位。
また現在同市にはIT企業が約40社あり、会津地域の重要な地場産業となっている。
「IoT・ICTフェア~150年先の街づくり、会津若松市の挑戦~」の開催日時は11月2日13時~16時、11月3日10時~15時。
開催場所は会津大学 LICTiA UBIC 講堂、中講義室(福島県会津若松市一箕町大字鶴賀字上居合90)。
主催は会津若松市。
後援は総務省、経済産業省(予定)、福島県、公立大学法人会津大学、独立行政法人情報処理推進機構、会津若松商工会議所・一般社団法人日本IT団体連盟、一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム、福島民報社、福島民友新聞社。
問い合わせは、会津若松市企業立地課またはIoT・ICTフェア事務局(株式会社ミンナノチカラ内)まで。