【ニュース】 星野リゾート、長門湯本温泉で温泉街の整備計画(マスタープラン)に沿った「星野リゾート 界長門」を着工 山口県長門市
2018.10.09
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路代表)は、長門湯本温泉で温泉旅館「星野リゾート 界長門」(山口県長門市)を9月6日に着工したと発表した。
開業予定は2020年3月。
同施設は、山口県北部の山に囲まれた川沿いの温泉地・長門湯本温泉の中心を流れる音信川(おとずれがわ)に掛かる曙橋のたもとに位置。
「界」は、日本初の温泉旅館ブランドで、「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、その土地、その季節でしか出会えない日本ならではのおもてなしと、心地よい和にこだわった快適な空間を提供している。
同施設の設計にあたっては、「長門湯本温泉観光まちづくり計画」が目指す、魅力的な温泉街の一部になることを第一に考えたという。
長門湯本温泉では、2014年より長門市が主体となり、温泉街の再生に向けた取組がスタート。
同社は2016年1月に温泉街の整備計画(マスタープラン)の策定を受託、以後、温泉旅館ブランド「界」の進出を含め、これまで地域・民間・公共が連携した温泉街再生に向けた取組を進めてきたという。
これまでに、社会実験の他、長門湯本温泉観光まちづくり計画への事業者の参加を目的とした温泉街事業者オーディションや、リニューアルする外湯施設の運営事業者選考など、マスタープランに沿って様々な取組を実施してきた。
今回着工した「星野リゾート 界長門」の曙橋正面には、施設の顔となる「曙門」を配置。
「曙門」は両側が長屋になっている長屋門で、宿泊客が積極的に温泉街へ出かけていくことができるようにする。
外来客も利用できるショップを併設し、温泉街のそぞろ歩きが楽しめるような飲食を提供するという。
「星野リゾート 界長門」の所在地は山口県長門市深川湯本字平町
2229-1他。
敷地面積は5,496.82㎡、階数は地上4階。
客室数は40室(本館30室・別館10室、別館は全室温泉露天風呂付)。
付帯設備は食事処・大浴場・湯上がり処・トラベルライブラリー・ロビー・ショップ(2ヶ所、宿泊客用・外来客用)。
宿泊料金は1泊2食付が3万2,000円~(2名1室利用時の1名料金、税サ込)。