【ニュース】 中部電力など4社、米子市の木質専焼バイオマス発電所に出資、一般家庭約12万5,000世帯分を発電 鳥取県米子市
2018.09.28
中部電力株式会社(名古屋市東区、勝野哲社長)・東急不動産株式会社(東京都港区、大隈郁仁社長)・三菱UFJリース株式会社(東京都千代田区、柳井隆博社長)・シンエネルギー開発株式会社(群馬県沼田市、髙橋伸也社長)の4社は、米子バイオマス発電所の事業主体「米子バイオマス発電合同会社」(鳥取県米子市)に匿名組合出資を行うことで合意、9月27日付で同事業会社がプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結した。
同発電事業は、シンエネが開発を進め、米子市にバイオマス専焼発電所を建設・運営するもの。
東急不動産と三菱UFJリースは、100%出資子会社を通じ、共同で同事業会社のアセットマネジメント業務を受託。
中部電力とシンエネは、同事業会社のプロジェクトマネジメント業務を受託する。
発電設備の所在地は鳥取県米子市和田浜工業団地内。
発電出力は5万4,500kW、想定年間発電電力量は約3億9,000kWh(一般家庭約12万5,000世帯分に相当)。
燃料種別は木質ペレット・パーム椰子殻。
工事開始予定は2019年9月、運転開始予定は2022年3月。
出資会社は中部電力(30%)・東急不動産(30%)・三菱UFJリース(30%)・シンエネ(10%)。