【ニュース】 JR西日本岡山支社、2018年度末開業予定の尾道駅新駅舎で店舗詳細を発表、ホステルタイプの宿泊施設など7店舗が出店 広島県尾道市
2018.09.14
西日本旅客鉄道株式会社岡山支社(岡山市北区)はこのほど、新しく生まれ変わる尾道駅(広島県尾道市)新駅舎に出店する店舗詳細を発表した。
同社では、西日本エリアの中でも多様な観光資源を有する瀬戸内エリアで重点的な整備を進めており、中でも尾道駅は重要な「新」拠点として、2018年度末の開業を目指し、建て替え工事を推進している。
店舗コンセプトは「シンクロコミュニティ」。
新駅舎には、尾道のお土産を取り扱うコンビニエンスストアや、サイクリストなど海外からの旅行者もターゲットにしたホステルタイプの宿泊施設、レンタサイクル&カフェなど計7店舗が出店する予定。
同駅では、憩いの場と賑わいの場を創出することで多様な人々が集う交流の場となることを目指す。
尾道駅のビジョン「“尾道のまち”と共に成長していける新しい駅」を踏まえ、地域のものを取り入れ、地域の人と共に考えてつくるアイテムやメニュー開発、過去を尊重し未来を創造していく尾道の多様性を表現したモノ・コトを作り上げていくとしている。
出店店舗のうち、2階部分に出店する「㎥ HOSTEL(エムスリーホステル)」は、縦に高い造りが特徴。
約5mの高さを活かした室内で、完全個室の「プライベートルーム」、バンクベットスタイルの半個室「コンパートメント」、4名まで宿泊可能な「ドミトリー」の3タイプを設定する。
宿泊先行予約は2018年12月開始予定。
飲食店では、親しみのある昔ながらのメニューが揃った大衆食堂&酒場「食堂ミチ」、自転車に乗る人も乗らない人も分け隔てなく集まれるレンタサイクル&カフェ「BETTER BICYCLES CAFÉ(ベターバイシクルズカフェ)」、尾道の喫茶文化の懐かしさを残しつつ新たな価値観で進化させた喫茶レストラン「NEO(ネオ)」などが出店するという。
尾道駅店舗の延べ床面積は約2,150㎡、このうち商業施設部分は約1,200㎡。
1階店舗床面積は約400㎡、2階店舗床面積は約800㎡(内事務室約115㎡)。