【ニュース】 美作市など、岡山国際サーキットで開催される自転車競技会でサイクリストに地域の魅力を発信、特産品PRと美作の楽しみ方を提案 岡山県美作市

2018.09.10
美作市経済部商工観光課は10月8日、岡山国際サーキット(岡山県美作市)で開催される自転車競技会「サイクル耐久レースin岡山国際サーキット2018」(主催:サイクル耐久in岡山国際サーキット実行委員会)に出展する。
地域の観光振興と新たな地域の魅力発信が目的。

同大会は、今年で開催27回目。
子供から大人まで参加できる11のクラス設定があり、毎年1,000名近いエントリーを県内外から集めるファミリーイベントとして定着しているという。

今回の観光PR出展で同市は、自転車競技会に参加するユーザーに対し、美作観光の新しい起爆剤として、飲食を通じ実際に美作の味や香りを参加者が体感できるブースや自転車で行ける隠れた旅のポイントなどを紹介する予定。

同市には、「美肌の湯」として1200年の歴史を持つ湯郷(ゆのごう)温泉があるほか、宮本武蔵生誕の地などもある。
近年では、温泉や史跡以外の魅力発信にも積極的に取り組んでおり、サイクリングルートの整備も行っているという。

また同市で生産される黒豆、岡山県を代表する桃、ぶどうなどのフルーツ、江戸時代から生産が続く海田(かいた)茶や、美作の山々が育んだイノシシ・シカなどの食肉「ジビエ」などの一部は、高級店やデパートなどでも取扱いされている。

出展にあたり、自転車競技会で行われる給水で、地域特産の海田茶を参加者に提供するなど、特産品のPRを行う。
また、茶挽き体験や、現岡山国際サーキットのレストランシェフで、1998年の長野冬季五輪の迎賓館で総料理長を務め、各国の
VIPなどをもてなした経歴を持つ里野モミイチ氏とコラボレーションしたジビエと地域特産の野菜によるランチの数量限定販売なども計画している。

さらに、同市が整備を進めるサイクリングルート内で楽しめるスポットをパネルなどで紹介。
サイクリストが思い思いに設定できる自由な冒険旅の提案と食を軸とした感じられるメニューを提供することで、新たな美作観光の目的と期待感を演出し、観光客誘致による地域振興を狙う。