2018.08.28
トヨタグループの東和不動産株式会社（名古屋市中村区、鵜飼正男社長）は、8月27日付で、小山町が進めている「小山パーキングエリア周辺地区土地利用事業」（静岡県小山町）の公募手続で事業協力者に選定、同町と開発基本協定を締結した。

同社では、同事業で不動産開発を核としたモータースポーツの魅力発信施設を企画。
対象地では「モータースポーツビレッジ計画（仮称）」を推進、富士スピードウェイが所在する同町をより魅力的なものにし、安全・快適で、人々で賑わうような地域づくりに貢献したいとしている。
具体的な開発については今後、同町と協議の上、計画を進めるという。

「モータースポーツビレッジ計画（仮称）」では、ガレージ・ホテル・レストラン他を予定。
自動車メーカーのガレージをはじめ、国内のモータースポーツで活躍する著名なチームのガレージや、アマチュア用ガレージ、宿泊施設やレストランなどで構成し、モータースポーツの魅力を広く伝え、新たなファンづくりと、雇用の拡大や地域経済の活性化を行っていく施設を想定している。

開業は2021年春頃より順次開業（予定）。
具体的な事業内容等については今後公表するとしている。

「小山パーキングエリア周辺地区土地利用事業」の所在地は静岡県駿東郡小山町大御神106番1他。
事業区域面積は約27ha。