【ニュース】 西日本豪雨の影響で運転の見合わせ・ルート変更が発生していた京都丹後鉄道、9月1日より観光列車を含む全便で通常通り運転を再開 京都府舞鶴市

2018.08.27
西日本豪雨の影響で7月5日より運転の見合わせ・ルート変更が発生していた京都丹後鉄道(運行:WILLER TRAINS株式会社、京都府宮津市、寒竹聖一代表)は、9月1日より観光列車を含む全便で通常通り運転を再開する。

同鉄道は、今回の西日本豪雨災害で、土砂崩れや線路崩壊など沿線全体で27箇所の被害があり、約2か月間、一部区間での運休や観光列車「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」の運休を余儀なくされ、過去最大の被害状況となっていた。
全便再開初日となる9月1日には西舞鶴駅で出発式を開催する。

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復旧に関しては、今夏の猛暑や沿線住民に負担のかからない状況での復旧作業となったため、作業が難航する場面もあったが、沿線の人々や関係者の支援・協力もあり、想定よりも早い全線開通の日を迎えることができたという。

9月1日の出発式では、運休に伴い、沿線住民の人々や復旧作業に尽力した人々など、丹鉄を応援してきた人々を「丹後くろまつ号」に招待。
丹鉄珈琲とスイーツコース提供事業者の「アメイロビストロアルル」のスイーツ1品を提供するほか、京都府立西舞鶴高等学校吹奏楽部の演奏や、舞鶴観光協会キャラクター「ちょきまる」、三鶴幼稚園生、永福保育園生による旗振りで「丹後くろまつ号」を見送る。

全線開通記念「出発式」の開催日時は9月1日の8時~8時10分頃。
開催場所は京都丹後鉄道「西舞鶴」駅(京都府舞鶴市字伊佐津)。