【ニュース】 ホロニック、300年ぶりの興福寺・中金堂再建に合わせ、五重塔を望む猿沢池目の前で地域密着型コミュニティホテル「セトレならまち」を11月1日に開業 奈良県奈良市
2018.08.22
関西を中心に地域密着型コミュニティホテルを手掛ける株式会社ホロニック(神戸市東灘区、長田一郎社長)は、興福寺・中金堂の約300年ぶりの再建に合わせ、新ホテル「セトレならまち」(奈良県奈良市、岸本舞支配人)を11月1日に開業する。
同ホテルは、奈良のランドマークとなっている興福寺五重塔を望む猿沢池の畔に位置。
明治元年より創業150年の歴史を誇る老舗旅館「吉田屋旅館」(奈良県奈良市、吉田和隆代表)の別館「ホテル大和路」の跡地に建設、「ホテルセトレ」ブランドの5つ目として、ホロニックが運営を行う。
これまでの歴史や文化、伝統を重んじつつ、「奈良を紐解き、奈良を創るホテル~これまでの歴史がこれからの100年に~」をコンセプトに、さらにこれからの100年を見据えた「不易流行のホテル」を目指すほか、団体客向けの老舗旅館から、個人が「わざわざ泊まるホテル」への改革を目指す。
建物には、地元の材木や土・石などを使用、奈良で培われた技術や構法を伝承する建築を目指した設計とした。
共有スペースや客室の家具は、国産家具メーカーの株式会社ワイス・ワイスや奈良県とコラボレートし、奥大和地域で植林したスギやヒノキを使用。
レストラン「DINNING IN THE NARAMACHI」では、大和野菜や大和牛などの地域の食材を生かし、ジャンルにとらわれない創作料理をコーススタイルで提供する。
「セトレならまち」の所在地は奈良県奈良市高畑町1118、交通は近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より徒歩7分。
総敷地面積は1,210.35㎡、ホテル延床面積は1992.97㎡。
客室数は全32室。
施設はレストラン、ラウンジ、ライブラリー、匠室(マイスタールーム)、中庭テラス、屋上テラス等。
開業時期は11月1日。