2018.08.06
都ホテルズ＆リゾーツチェーン（国内と米国で21施設・5,874室）を展開する株式会社近鉄・都ホテルズ（大阪市天王寺区、中山勉社長）は8月3日、ホテルブランドを再編すると発表した。
インバウンド客の急増や、求められている「おもてなし」のスタイルの変化などに対応するのが目的。

ホテルブランドの再編にあたっては、現在、都ホテルズ＆リゾーツとして展開する各ホテルを、「都ホテル」「都シティ」「都リゾート」の3つに分け、ポジショニング、施設構成や機能、サービスコンセプトなどをカテゴリーごとに明確化。
サービススタイルの違いを分かりやすく伝えるとともに、今後の新規展開やリニューアルの基準としても活用するという。

なお、新たなブランドロゴやホテル名称は、2019年4月1日より使用する予定。

「都ホテル」は、都ホテルの伝統と品位を継承する都市型フルサービスホテル。
複数のレストランや宴会場など、宿泊だけでなく、地域の様々な需要にも応える施設とし、様々な要望に対応する「都アンバサダー」を新設する。
対象ホテル（⇒ブランド再編後の名称）は、岐阜都ホテル（⇒都ホテル 岐阜長良川）、四日市都ホテル（⇒都ホテル 四日市）、新・都ホテル（都ホテル 京都八条）、都ホテルニューアルカイック（⇒都ホテル 尼崎）。
シェラトン都ホテル東京、シェラトン都ホテル大阪、ウェスティン都ホテル京都、大阪マリオット都ホテルは名称・ロゴを継続使用する。

「都シティ」は、都ホテルの「おもてなし」を、宿泊主体で機能的に提供する都市型カジュアルサービスホテル。
宿泊客が自由に飲み物などを利用できる宿泊客専用ラウンジや、ランドリールーム、Wi-Fiなどパブリックサービスを充実させる。
対象ホテル（⇒ブランド再編後の名称）は、津 都ホテル（⇒都シティ 津）、ホテル近鉄京都駅（⇒都シティ 近鉄京都駅）、天王寺都ホテル（⇒都シティ 大阪天王寺）。

「都リゾート」は、リゾート型フルサービスホテル。
開放的なレストランやバー、温泉やプール、スパなどを完備し、地元の食材を使用した特色ある料理やアクティビティを提供する。
対象ホテル（⇒ブランド再編後の名称）は、海辺ホテル プライムリゾート賢島（⇒都リゾート 志摩 ベイサイドテラス）、ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩（⇒都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト）。
志摩観光ホテル ザ クラシック、志摩観光ホテル ザ ベイスイートは名称・ロゴを継続使用する。