【ニュース】 まちづくり三原、豪雨災害に負けず、ローカルフードマーケット「瀬戸内みはら 美味しいMARKEEE(t)」を7月29日に開催 広島県三原市

2018.07.24
株式会社まちづくり三原(広島県三原市、渡辺康博代表)は、地元素材にこだわった飲食店を中心としたローカルフードマーケット「瀬戸内みはら 美味しいMARKEEE(t)」を7月29日に三原駅前市民広場(広島県三原市)で開催する。

同イベントは、今年5月から定期的に開催しているもの。
約30店舗が出店し、飲食店やハンドクラフト作家が新商品の開発など新しいチャレンジに取り組んできた。
これまで三原になかった新しいコンセプトとデザイン性の高い会場作りが好評で、毎回3,000名以上の人々が来場しているという。

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※写真は5月開催時の様子

今回は、イベントの準備が佳境に入った7月上旬、西日本を中心に豪雨災害が発生。
三原市も、河川の氾濫による浸水、土砂崩れによる建物の倒壊、広範囲におよぶ断水による生活基盤の混乱、交通網の寸断・麻痺による人・物資の往来支障など、あらゆる面で直接的・間接的被害を受けた。
飲食店を中心とするイベント出店予定者の多くは、直接的被害はかろうじて免れたものの、断水などの影響により、店舗の長期営業停止を余儀なくされていたという。

イベントの開催可否を協議する中で、多くの出店者から「自分達ができることは美味しい食べ物を提供し来場者に少しでも喜んでもらうこと」「こんな時だからこそ前を向いて『三原は負けない』ということを発信したい」との力強い後押しの声を受け、検討した結果、予定通りイベントを開催することとした。

当日は、本部での売上の一部を義援金に充てるほか、希望する出店者からも義援金を受け付け、まちの復興の一助にするという。

「瀬戸内みはら 美味しいMARKEEE(t)」の開催日時は7月29日の16時~20時(荒天中止)。
開催場所は三原駅前市民広場。
出店予定は飲食21店舗、ハンドメイド4店舗。