【ニュース】 上川町まちづくりイノベーション推進協議会、「大雪 森のガーデン」に新エリア「遊びの森」をオープン、8月4日・5日にプレオープンイベントを開催 北海道上川町
2018.07.23
上川町まちづくりイノベーション推進協議会(北海道上川町、上川町役場内)は、大雪山を間近に望む高原に位置する「大雪 森のガーデン」(北海道上川町)で、これまで「森の花園」と「森の迎賓館」の2エリア構成だった同園に、大人から子どもまで楽しめる新エリア「遊びの森」をオープンする。
8月4日・5日には、プレオープンを記念して「遊びの森ワークショップ」「森の音楽大学」などを開催。
イベントでは、「遊びの森」に新設する「鳥の目になるテラス」の製作陣によるワークショップや演奏会など様々なプログラムを予定しているという。
新エリア「遊びの森」内の「交流体験棟」では、セミナーやワークショップなどを開催可能。
テラスには、有限会社インビジブル・デザインズ・ラボが製作した「室内向け木琴」が設置されており、大きなオルゴールのような感覚で、持ち手を回すことで木の奏でるやさしい音を楽しむことができるという。
また、ツリーテラス「鳥の目になるテラス」は、上川町の魅力を町内外に発信するため2017年に開校した交流型市民大学「大雪山大学」がプロジェクトの一環として製作したもの。
プロジェクト監修・ディレクションに木野哲也氏、プロジェクト監修・プロデュースに畠中秀幸氏、実施施工・デザイン設計に木こり集団outwoodsを起用し、鳥が木の枝にとまっているのと同じ目線を体感できるツリーテラスをコンセプトに製作した。
地元上川町のカラマツの木を伐採するところからスタートし、生い茂る木々と共存するように一つ一つ組み立てたという。
さらに同園の新エリアには、鳥の目になるテラスの製作過程でできた端材を使用し、地元の子供たちと一緒に作った木のベンチが設置されるほか、地元の子供たちが作る鳥の巣箱を各所に設置することで新たな音環境を創りあげていくプロジェクトも展開していく。
9月にはリング型ブランコやハンモックの製作が始まり、高野ランドスケーププランニングが設計するリング型ブランコや、ハンモックが年度内に完成予定、公開予定は2019年度。
8月4日・5日には、プレオープン記念イベントとして、大雪山大学「鳥の目になるテラス」プロジェクトメンバーによる「遊びの森ワークショップ」「森の音楽大学」を開催。
あわせて「ガーデンヨガ」も実施する。
「遊びの森ワークショップ」では、ガイドツアー「森のはなし」、まき割り体験のワークショップ、山の仕事の写真展を実施。
「森の音楽大学」では、「札幌管楽ゾリステン+HBPアカデミーバンドジョイントコンサート」、音楽パフォーマンス「森の音楽解放区」を実施する。
「大雪 森のガーデン」の所在地は北海道上川郡上川町字菊水841番地8(大雪高原旭ヶ丘)。