【ニュース】 大和リースとLIXIL、真夏のイベントに相応しい暑さ対策機能をプラスした、ミストシステム付きのトイレを共同で開発 大阪府大阪市
2018.07.20
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)と株式会社LIXIL(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)はこのほど、真夏のイベントに相応しい暑さ対策機能をプラスした、ミストシステム付きのトイレ「(仮称)新型ユニット WC」を共同で開発、2019年4月以降、大和リースより販売・リースを開始する。
「(仮称)新型ユニット WC」は、「近寄りたくなる仮設トイレ」をコンセプトに、建築リース業界で培ってきた大和リースの経験と、住宅設備機器メーカーのLIXILが持つトイレに関する技術や知見など、両社の強みを活かして開発された新型のユニットトイレ。
搭載するミストシステムには、パナソニック株式会社(技術協力)が開発を進めている「シルキーファインミスト」を採用した。
これまで、音楽フェスやスポーツ大会など野外の短期イベントでの仮設トイレは「汚い・暗い・臭い」などの問題を抱えており、夏の野外イベント時は来場者の暑さ対策が課題となっていた。
トイレは誰もが訪れる必要不可欠な場であり、イベント全体のイメージや評価を左右するものとなっている。
今回開発した「(仮称)新型ユニット WC」は、こうした課題を解決するため、両社が共同で開発したもの。
快適な洋式水洗トイレや、小さな子どもも利用できる低リップ小便器(前方に張り出した受け部)などを装備したユニットWCとし、ミスト空間をプラスすることで、夏場の熱中症予防効果やイベント全体の価値向上に貢献するとしている。
なお、「(仮称)新型ユニット WC」は、7月25日~29日に東京のお台場・青海地区イベントスペース内特設会場(東京都江東区)で行われる「FIVB ビーチバレーボールワールドツアー2018」(主催:国際バレーボール連盟)で設置する予定。