【ニュース】 星野リゾート、白老町とパートナーシップ協定を締結、「界」ブランドの温泉旅館を2020年夏に開業予定 北海道白老町
2018.06.29
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)は6月28日、白老町と「パートナーシップ協定書」を締結した。
両者は同協定により、現在建設が進んでいる「民族共生象徴空間」の開設に合わせ、温泉旅館ブランド「星野リゾート 界」の開業に向けて準備を開始する。
星野リゾートは、同町や民族共生象徴空間の関連団体等と連携を取りながら、アイヌ文化を尊重し、多様で豊かな文化や異なる民族の共生を体感する宿泊施設を運営する予定だという。
民族共生象徴空間とは、町のポロト湖畔に、国立民族共生公園と国立アイヌ民族博物館を中核施設とした「民族共生象徴空間」を整備、2020年に開設(予定)するもの。
同空間では、アイヌ文化の復興等に関するナショナルセンターとして、アイヌの歴史、文化の理解促進を図るほか、将来へ向けてアイヌ文化を継承し、新たなアイヌ文化の創造発展につなげるための拠点を目指すとしている。
温泉旅館の施設名称は未定(ブランドは「界」)。
開業時期は2020年夏頃。
客室規模は40~50室、立ち寄り湯を併設予定。