2018.06.28
ホテルニューグランド（横浜市中区、青木宏一郎総支配人）は、コーヒーハウス「ザ・カフェ」で、7月1日～8月31日の期間、
「The Grand カレーフェア」と題し、計10種類のカレーを販売する。

同フェアでは、定番の6種に加え、シェフがスパイスを調合した書き下ろしレシピ3種、さらに予約制の特別メニューとして、イセエビが丸ごと一尾乗った「イセエビカレー」も販売。
書き下ろしレシピのうち、「ミートカレーグラタン」は、バターライスの上にキーマカレー、グリュイエールチーズ、カレー風味の卵黄入りホワイトソースをかけてこんがりと焼きあげ、スプーンですくうととろりとチーズが溢れるというもの。
暑い夏にぴったりの、シェフこだわりのカレーの数々が楽しめるという。

横浜は日本における「カレー発祥の地」。
開港を機に、港街・横浜には、イギリス・フランスなどから多くの商船が来航、「居留地」と呼ばれる地区（現在の関内や中華街・山下町周辺）では、イギリス人により、カレーの文化が日本に持ち込まれた。

当初は外国人と、限られた日本人にしか知られていなかったカレーは、20世紀になると広く知れわたるようになる。
その大きなきっかけとなった人物が、1927年開業の同ホテルで、初代総料理長を務めたサリー・ワイル氏だという。
当時彼が作った「チキンカレー」の評判は、横浜の社交界を発端に次第に広まり、彼のもとで働いていた200人近い弟子たちが独立していったことで、カレーをはじめとする洋食文化が全国に広まっていったとされている。

「The Grand カレーフェア」の開催日時は7月1日～8月31日の
10時～21時（L.O）。
提供メニューは、エッグカレー（2,700円）、ベジタブルカレー（2,916円）、ポークカレー・チキンカレー・海老カレー・帆立カレー（各3,348円）、ミートカレーグラタン・クラブミートドライカレー（各3,456円）、ビーフカレー（3,564円）、特別メニュー「イセエビカレー（1週間前までに要予約、1万800円）」。
全てスープ・デザート・コーヒー付き、価格は全て税込・サービス料別。

ホテルニューグランドの所在地は横浜市中区山下町10番地、交通はみなとみらい線「元町・中華街」駅1番出口より徒歩1分。

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ホテルニューグランド