【ニュース】 千葉商科大学、学生が「和かふぇ 一会」を3日間限定でオープン、学内・地域の人々を「和」の文化でおもてなし 千葉県市川市
2018.06.22
千葉商科大学(千葉県市川市、原科幸彦学長)サービス創造学部(今井重男学部長)は、同学部正課授業科目「プロジェクト実践3C」(担当教員:滝澤淳浩准教授)を履修する2~4年生のコミュニティカフェ・プロジェクトが、「和」をテーマとしたオープンカフェ「和かふぇ 一会(いちえ)」を7月4日~6日の3日間限定でキャンパス内にオープンする。
店名の由来は「一期一会」。
カフェでの出会い、人と人との繋がりを大切にしたいという思いを込めた。
昨夏に続く屋外出店で、地域の人も気軽に来店可能だという。
同プロジェクトは、単位認定される正課授業の一環として、学生自身が新しいサービスを企画・実行するプロジェクト。
学生たちは公式サポーター企業や地元企業と協力連携して、企画・スケジュール策定、商品開発、仕入れから提供販売、法令、広報、運営・売上管理等を体験し、各局面で発生する問題を把握・検証し、新しいサービスを創造するプロセスを身につける。
今回は、サービス創造学部の公式サポーター企業である米屋株式会社(千葉県成田市)から、飲食店の装飾やメニューの作り方、和菓子の作法や歴史、接客についての心得や動作のレクチャーを受け、質の高いサービス提供を目指す。
「和かふぇ 一会(いちえ)」では、涼しげな和の空間でコミュニケーションの場を創出。
訪日観光客が増加し、国際的なイベント開催を控える状況で、世界中から日本への注目が高まっている中、海外の人々を迎えるにあたり、まずは我々が日本文化の良さを理解することが必要だと考え、同カフェでの体験を日本が誇る「おもてなし文化」として再認識してもらう機会とする。
また、SDGs(持続可能な開発目標)の方針に沿ったエシカル消費・地産地消への取り組みとして、カフェ運営を通じ、学生が来店客に「エシカル消費」を啓蒙する。
提供する商品は、千葉県八千代市・成田市産の牛乳を使用したアイスクリーム、国際フェアトレードに認証されたコーヒーなどを使用。
また、地元市川市の「行徳団子」など、市川市内にある小売店から商品を仕入れ、販売を行い地域活性化に貢献する。
さらに、こども向け日本文化体験コーナーを設置。
近隣の幼稚園や小学校に通うこども達を対象に、願い事を書いた千代紙で鶴を折る「折り鶴体験会」や「絵手紙体験会」を、各日13時~15時に実施するという。
ドリンクやフードを提供するだけではない質の高いサービスを意識しながら、地域の人々と継続的なコミュニティを築けるようなカフェ運営を目指す。
「和かふぇ 一会(いちえ)」の開催日時は7月4日~6日の10時~18時。
開催場所は千葉商科大学(千葉県市川市国府台一丁目3番1号)6号館横の広場(雨天時は1号館エントランス)。
協力企業は、米屋株式会社、富士見屋、魁ジェラートほか。