【ニュース】 西日本鉄道、太宰府駅を27年ぶりに大幅リニューアル、太宰府の要素を取り入れた内外装に 福岡県太宰府市
2018.06.15
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、今年12月の竣工を目指し、太宰府駅(福岡県太宰府市)を1991年以来27年ぶりに大幅にリニューアルする。
太宰府市の観光入込客数は、インバウンドを中心に増加傾向にあり、2016年度には912万人に達した。
その玄関口となっている同駅は、1日約1万2,000人が利用している。
同社では2014年より、太宰府観光列車「旅人」や太宰府ライナーバス「旅人」の運行に取り組んできた。
今回のリニューアルでは、「町との共栄駅」をコンセプトに、駅の内外装に太宰府の要素を散りばめることで、駅に着いた瞬間から太宰府を訪れた雰囲気が感じられるような設えにする。
また、太宰府市の花「梅」をあしらった照明やベンチを設置し、内コンコースには太鼓橋をイメージした欄干を新設。
併せて、トイレや授乳室などの駅機能を集約、女性トイレにパウダーコーナーを新設するほか、ピクトサインの活用、多言語表記を整備したデザインを統一、駅前広場のバス停には上屋を新設し、利便性の向上を図る。