2018.06.08
南海電気鉄道株式会社（大阪市浪速区、遠北光彦社長）は、南海なんば駅隣接地で、2015年9月より建設工事を推進している、2018年10月中旬開業予定の「なんばスカイオ」（大阪市中央区）商業フロア5階に「伝統・文化の体験工房 ほんまもん」を開設する。

テーマは日本の伝統・文化、こだわりのJAPANブランド、安全安心な食。
コンセプトは「体験する、学ぶ、訪れる」とした。

近年、訪日外国人観光客の来日目的や消費行動には変化が見られ、これまでのような爆買いだけではなく、メイドインジャパンの高品質で「こだわり」をもった製品を幅広く嗜好し、さらには都市部だけに留まらず、地方を訪問し交流する機会を求める「コト 消費」も顕著となってきている。

同フロアでは、「環境にやさしく、耐久性・使い勝手の良さ」を合わせ持つ日本の伝統工芸品、国内産で生産者の顔が見える安全安心な食を再発見できるコンセプトフロアを展開。
国内外の来訪者に、単にモノを購入するだけでなく、日本の匠の技である伝統工芸品や安全安心な食を「体験、学び、再発見」してもらい、産地を「訪問・交流」してもらえるような消費サイクルにもチャレンジしたいとしている。

関西国際空港が開港してまもなく25年。
大阪ミナミはアジアを中心とした多くの訪日外国人観光客で賑わい、アジアを代表する国際都市へと変貌を遂げているという。