【ニュース】 WILLER TRAINS、丹鉄初のクラウドファンディングで資金調達、珈琲片手に旅に出る人々への窓口「丹鉄珈琲~114km Cafe」を6月9日に丹鉄宮津駅内でオープン 京都府宮津市
2018.06.08
京都丹後鉄道(丹鉄)の運行を手掛けるWILLER TRAINS株式会社(京都府宮津市、寒竹聖一代表)は、丹鉄初の試みとして、クラウドファンディングによる資金を元に、丹鉄宮津駅(京都府宮津市)で「丹鉄珈琲~114km Cafe」店舗を6月9日9時30分にオープンする。
同社では、3月29日~5月20日の期間、「丹鉄珈琲~114km Cafe(ひゃくじゅうよんきろかふぇ)」店舗のオープンに伴う資金支援をクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を通じて募集。
その結果122名と多くの人々から支援を得て、140万円の資金を元に同店舗をオープンする。
同店舗は、「旅の始まりと終わりに、こだわりの商品を」をコンセプトに、珈琲片手に旅に出る人々への旅の窓口として、また丹鉄沿線の魅力を発信する拠点としての役割を担う。
丹後地域にちなんだ5種のオリジナルブレンド「丹鉄珈琲」の他、地元の食材を使用したスイーツの提供などを行い、観光客・地元の方々が集まる賑わいの場としても活用していく。
また、今後は同店舗特製の地元事業者と連携した商品開発など、丹鉄沿線ならではの商品を企画・展開し、地域活性化を進めていくとしている。
提供する丹鉄珈琲は、日本全国にファンを持つ「日光珈琲」(栃木県日光市)と、沿線地域の食の魅力を知り尽くす「城崎スイーツ」(兵庫県豊岡市) がタッグを組み新たに立ち上げた「城崎珈琲焙煎所」で、ロースト・ブレンドされたご当地珈琲。
「そこでしか味わえない、その土地の風景・歴史を感じさせる珈琲でありたい。」という思いを込め、丹後地域の暮らしや文化を、コーヒーを通して感じることができるよう個性豊かな風味のブレンド(天橋立ブレンド、与謝野ブレンド、京丹後ブレンド、舞鶴ブレンド、福知山ブレンド)に仕上げた。
今回オープンする店舗以外にも、京都丹後鉄道観光列車の「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」の車内でドリンク販売を行っているほか、観光列車内・天橋立駅窓口では珈琲豆のお土産販売も行っている。
「丹鉄珈琲~114km Café」の所在地は丹鉄宮津駅。
営業日は土日祝日、営業時間は9時30分~17時30分。
オープン日は2018年6月9日。