【ニュース】 ミサワホーム不動産など、集合住宅の空き駐車場を時間貸し駐車場として利活用する取り組みを開始 東京都新宿区
2018.04.18
ミサワホーム不動産株式会社(東京都新宿区、岡村康晴社長)・株式会社シェアリングサービス(東京都新宿区、松橋淳人社長)・株式会社NTTドコモ(東京都千代田区、吉澤和弘社長)は、集合住宅の空き駐車場を時間貸し駐車場として利活用する業務提携契約を締結、4月16日より取り組みを開始した。
近年、入居者の生活スタイルの変化により、マンションやアパートなどの集合住宅の駐車場は、長期間、借り手が現れない空き駐車場の発生がオーナー側の経営課題として顕在化している。
一方、時間貸し駐車場は、都心部を中心に供給不足が続いており、また、集客に適した見通しの良い大通り沿いの土地の開発が優先される傾向があるため、住宅地の中心部では時間貸し駐車場が見つかりにくい状況が起きているという。
NTTドコモは2017年7月より、「docomoスマートパーキングシステム」の提供を開始。
同システムでは、初期コスト・ランニングコストの低さ、最短2時間で施工できる設備敷設の容易さを生かし、集合住宅の空き駐車場を、住宅地の中心部で利用できる時間貸し駐車場として利活用できるとしている。
今回の業務提携による取り組みは、ミサワホーム不動産が管理する集合住宅などのオーナーから利活用可能な空き駐車場の候補地情報を収集、シェアリングサービスが各候補地に関して時間貸し駐車場としての事業性を評価し、NTTドコモが同システムを提供・運用し、ドライバーに時間貸し駐車場として貸し出すというもの。
今後は、東京都の西部エリアを中心に4か所から展開を開始し、順次拡大する予定。
開設した駐車場は、同システムの運営駐車場利用者向け専用アプリ「Peasy(ピージー)」を通じて利用可能となる。