【ニュース】 積水ハウスと大阪ガス、超高層分譲マンション「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」で家庭用燃料電池エネファームとスマートエネルギーハウス蓄電システムを採用 大阪府大阪市

2018.02.22
積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)は、同社が事業主として開発する超高層分譲マンション「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」(大阪市中央区)で、大阪ガス株式会社(大阪市中央区、本荘武宏社長)と共同で家庭用燃料電池エネファームtypeSを全戸に、スマートエネルギーハウス蓄電システムを一部住戸に採用した。

これにより、CO2排出量は52%、購入電力は97%の大幅な削減が可能になるほか、防災力向上にも寄与するとしている。

集合住宅では、1住戸あたりの屋根面積が小さいため、太陽光発電システムの導入による大幅なCO2排出量の削減が困難である一方、従来の燃料電池は分散型電源で排熱の有効利用が可能だが、設置スペースの問題や、居住者のライフスタイルによって発電量が左右されるという課題があったという。

同マンションでは、小型化を実現したエネファームを導入することで、設置スペースの問題を解決。
また、エネファームを24時間700Wの定格出力で運転し、最大限高効率に発電した環境負荷の小さい電力を家庭で消費してもらうことで、購入電力量の削減に貢献する。
さらに、発電した電力のうち、家庭で使われなかった電力は大阪ガスに売電することができるという。

「グランドメゾン上町台 ザ・タワー」の所在地は大阪市中央区内久宝寺2丁目5番1(地番)。
敷地面積は3,164.3㎡、延床面積は3万308.4㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・40階建。
総戸数は244戸、間取りは1DK~4LDK、住戸専有面積は45.4~
162.9㎡。
竣工は2019年12月の予定。