【ニュース】 ロクリン社と鶴来まちづくり協議会、「こびとづかん」作者の出身地で町おこし企画「こびとづかんの町つるぎ」を始動 石川県白山市
2018.02.19
出版社の株式会社ロクリン社(東京都目黒区、関昌弘代表)と鶴来まちづくり協議会(石川県白山市)は、町おこし企画「こびとづかんの町つるぎ」を始動、3月3日に「こびとづかんの町」を宣言し、宣言書に調印するセレモニーを白山市で開催する。
「こびとづかん」はシリーズ6冊累計270万部を超える人気児童書シリーズ。
「つるぎ(石川県白山市鶴来地区)」は、「こびとづかん」シリーズ作者・こびと研究家のなばたとしたか氏の出身地で、同氏が初めてコビトを発見し、書籍「こびとづかん」シリーズを描き上げた場所。
霊峰・白山を御神体とする白山比め神社の門前町として栄えてきた歴史ある地区であると同時に、白山や手取川などの大自然が残り、「白山手取川ジオパーク」として2011年に認定されたエリア内に位置する。
なばた氏は自身と作品を育んだ同地への感謝を常々口にしており、「こびとづかん」版権を管理するロクリン社と鶴来まちづくり協議会は、度々の協議を重ねた結果、今回、「自然を大切にすること」「つるぎに継承される歴史・文化を守り、何度でも来たくなる情景を育むこと」「つるぎの未来の子どもたちのために、夢が育つ土壌を作ること」を共通の目的として、「こびとづかんの町つるぎ実行委員会」を立ち上げ、「こびとづかん」を核とした町おこし・地域づくり企画を進めていくことになったという。
鶴来まちづくり協議会となばたとしたか氏による「こびとづかんの町」宣言への調印式は、3月3日10時30分より、パーク獅子吼 ふれあい館(石川県白山市八幡町リ110、北陸鉄度「鶴来」駅より徒歩25分)で開催予定。
同日より、「コビト消印」(鶴来・舘畑・日御子郵便局)の押印を開始するほか、「こびとMAP」を配布し「こびとスタンプラリー」を開始する。
4月上旬からは、鶴来信用金庫が「こびとづかん通帳」発行する予定だという。