【ニュース】 小諸商工会議所など、旧北国街道小諸宿地域で「第14回北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」を2月17日~3月4日に開催 長野県小諸市
2018.02.15
北国街道小諸宿のお人形さんめぐり実行委員会は、小諸市内の本町通り・ほんまち町屋館・小諸宿本陣主屋・与良館など旧北国街道小諸宿地域で、「第14回北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」を2月17日~3月4日に開催する。
共催は小諸商工会議所・小諸市高齢者クラブ連合会。
同イベントは、早春の小諸の風物詩として、これまで13回にわたって開催されてきたもの。
2005年に本町地区内の行事として実施した「桃の節句を楽しむ9日間」で、商家に保存されている江戸時代の雛人形を飾ったことをきっかけに、現在の「お人形さんめぐり」が誕生した。
江戸~昭和にかけての美しい雛人形と並んで宿場町を彩る「つるし雛」は、地域の人々が通年で講習会を行い、作り方を指導したもの。
イベント期間中は、生徒による作品も展示される予定だという。
期間中は、街道の宿場町として江戸時代から栄えた本町通り各店舗を中心に、商家に保存されている江戸時代や明治~昭和にかけての貴重な雛人形が飾られるほか、地域の人々の手によって作られたつるし雛が街道を彩る「お人形さんめぐり」を実施。
その他、「ちりめん干支の戌作り」や、「ミニわら馬づくり講習会」などの体験イベント(要予約)や、「小諸宿スペシャルガイドツアー」「わら馬パレード」なども実施する。
さらに今年は、新規企画「400年の隠し雛さがし」を実施。
「牛に引かれて善光寺参り」や「うぐいす石」といった小諸に古くから伝わる「福」にちなんだ民話・伝承をもとにつくられたヒントから、本陣主屋・おみやげのみやさか・北国街道与良館・北国街道ほんまち町屋館の4ヶ所に隠されたつるし雛を発見していくゲームに参加し、雛に書かれたキーワードを集めてこもろ観光局に持参すると、プレゼントが進呈されるという。
参加費は1,000円(市内提携店舗で使用可能な500円クーポン券付き)。
ひな祭りの日となる3月3日には、小諸市高齢者クラブ連合会による「わら馬パレード」を実施。
時代を経るにつれてあまり見られなくなってしまった「わら馬引き」の風習を復活、無病息災や家内安全、豊作を手作りのわら馬に託し、市街を練り歩くという。
なお、開催期間中の毎週日曜日(2月18日・25日、3月4日)には、無料シャトルバスが小諸観光交流館からほんまち町屋館・与良館・相生会館までのルートを巡回する。