【ニュース】 民泊サービスの百戦錬磨、沖縄・浦添市と連携協定を締結、地域の遊休資産を活用した民泊で地域活性化を目指す 沖縄県浦添市

2018.02.14
民泊予約サイト「STAY JAPAN」の運営を手掛ける株式会社百戦錬磨(宮城県仙台市、上山康博社長)は2月13日、沖縄県浦添市と民泊推進による地域振興を目指す連携協定を締結した。
今回の同協定締結により、浦添市と百戦錬磨・とまれる沖縄の3者は連携協力し、合法民泊推進による地域振興を目指した取り組みを行う。

同締結の目的は、百戦錬磨が提供する民泊サービスと、 浦添市内の外国人住宅ほかの空き家・空き店舗などの遊休資産を活用し、地方活性化推進の加速を図ること。

今回の浦添市との地域連携協定は、百戦錬磨としては、2017年5月の徳島県・美馬市との提携に続く2例目となる。

20180214百戦錬磨

浦添市は、那覇空港からも近く、沖縄観光の重要拠点である那覇市に隣接する立地条件である一方、市内の宿泊施設不足から沖縄本島観光への経由地とされることも多く、観光振興の観点から「宿泊」への取組みは課題の一つでもあった。
また並行して、沖縄県内の違法民泊が激増する現状への対応も課題として認識しているという。

百戦錬磨は、「いつもと違う旅をしよう」をコンセプトとする民泊予約サイト「STAY JAPAN」で、東京・大阪などの都心部のマンション・一軒家などを活用した民泊から、地方の古民家・宿坊・農林漁家体験民宿など、すべて自治体の許認可を受けた施設による新たな宿泊の選択肢を提供している。
特に沖縄県では、2014年より子会社を設立し、現地での合法民泊コンサルティングや施設運営サポートなど、民泊サービスの一気通関したソリューション提供を行ってきた。

今後は、浦添市の提唱する「合法民泊推進都市」を基に、正しい民泊の普及を進めた上で、市内の外国人住宅や空き家・空き店舗などの遊休資産を活用し、これまでの沖縄観光イメージである自然や琉球文化伝統のみに依存しない、「ディープな暮らし体験」ができる「全く新しい沖縄の滞在スタイル」の提供を目指す。
また、それを更に具体的且つ強力に推し進める地元組織として推進体制構築を目指し、沖縄県内をはじめ全国的な先進モデルの構築を進めていくとしている。