【ニュース】 WILLER EXPRESS JAPAN、乗務員の健康を促進し、健康起因の事故を削減する設備を備えた乗務員宿泊棟を新設 東京都江東区

2018.02.08
高速バス「WILLER EXPRESS」の統括管理を手掛けるWILLER
EXPRESS JAPAN株式会社(東京都江東区、平山幸司代表)はこのほど、乗務員の健康を促進し、健康起因の事故を削減する設備を備えた乗務員宿泊棟「新木場BASE」(東京都江東区)を新設した。

脳梗塞や心筋梗塞などの健康起因や漫然運転(居眠り等)による交通事故が増加し、公共交通の安全性が問われている中、同社では乗務員の健康促進を含めた健康経営に取り組んでいる。
同宿泊棟の新設もその一環で、食事管理と睡眠管理を徹底し、乗務員の心身両面の健康管理を目指す。

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同宿泊棟では、乗務員の健康起因を事前に予防する4つの検診(脳ドック/BNP心不全診断/眼底検査/睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査)を実施。
中でも、「メディカルチェックスタジオ」と協業し提供する脳ドックは、バス事業者の中で初めての導入となる。
検診結果をもとに、常駐する保健師が産業医と連携しながら乗務員への保健指導を行うほか、棟内にはカフェテリアを設置し、ヘルシーメニューを提供するなど、乗務員の健康サポートも行う。

なお同社では、走行中の乗務員の脈波を計測することで、自分でも気付かない疲れや眠気の予兆を検知し、本人に知らせる運転者用眠気検知機器「FEELythm(フィーリズム、開発:富士通株式会社)」を2016年より導入。
さらに、2017年冬より試験的に導入していた三菱ふそうの自動運転装備付き新型AMT車両を、2018年3月末までに20台導入、今後さらに導入台数を増やしていく予定だという。
 
乗務員宿泊棟の所在地は東京都江東区新木場1丁目18-13。
敷地面積は約2,000坪。