【ニュース】 東京工芸大学と神奈川県住宅供給公社、団地活性化で連携協定、学生が厚木市の緑ヶ丘団地に居住し団地活性サポーターに 神奈川県厚木市
2018.02.06
東京工芸大学(本部:東京都中野区)と神奈川県住宅供給公社(横浜市中区、猪股篤雄理事長)は、1月29日付で団地活性化に関する連携協定書を締結した。
今回の連携は、大学が有するテクノロジーとアート(建築・デザイン、住環境)の専門知識を活用し、リノベーションプランの設計など新たな住まい方の検討や、学生が実際に団地に居住することで高齢化が進む地域コミュニティの活性化を目指すというもの。
同大学の厚木キャンパスから約2kmに位置する公社緑ヶ丘団地(神奈川県厚木市)での取組みを予定している。
同取組みでは、団地活性サポーター制度を導入。
同制度は、大学での専門分野を活かしながら、公社の団地に居住し、地域コミュニティの活性化を団地活性サポーター(学生)・公社・地域住民とともに目指す制度。
同公社ではこの制度の第1弾を浦賀団地(神奈川県横須賀市)で導入済みで、神奈川県立保健福祉大学の学生たちが現在活躍しているという(平成29年より入居開始)。
また、学生によるリノベーションプランの設計や室内環境測定の検討など、大学の専門分野を活かした空家等の利活用や新たな住まい方の提案を求めることで、研究成果を共有し、双方にとって付加価値のある取組みを行うとしている。
緑ヶ丘団地(公社賃貸住宅)の所在地は神奈川県厚木市緑ヶ丘4-2ほか。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上4階建て全12棟(400戸)。
築年月日は昭和38年6月~昭和39年12月。