【ニュース】 近畿大学建築学部の学生団体、改修を手掛けた4軒長屋プロジェクトで竣工内覧会を2月4日に開催 大阪府東大阪市

2018.01.30
近畿大学(大阪府東大阪市)の建築会学生部会「建築研究会あきばこ家」(担当教員:寺川政司准教授)は、改修を手掛けた長屋(大阪府東大阪市)で、同物件とあきばこ家の活動を紹介する内覧会を2月4日に開催する。

同物件は、同大学建築学部の学生が設計・提案・工事監理を行った、長屋改修プロジェクトの第2弾となるもの。
まちに多く残る長屋の利活用モデルを、地域と連携して創出した。
地域の人々に学生の活動を知ってもらい、今後の取り組みに繋げる実学の取り組みだという。

同大学建築学部の学生団体「あきばこ家」は、2014年に近鉄「長瀬」駅前の築86年の長屋を改修したことをきっかけに、東大阪市をはじめとする様々な団体と協働し、活動を続けている。

今回の築50年・4軒長屋の改修は、地域の課題解決を目指し、地元の人々の協力を得ながら取り組んでいる「長瀬近大通り長屋改修プロジェクト」の一環として実施した。
現地は古くからの長屋が軒を連ねる通りにあり、若い人が入居することで、地域の活性化に繋げたいという。

改修にあたっては、天井高をあげて玄関間口を広げるなど、ファミリー層を意識しつつ、建築的にも予算的にも限られた中で、長屋のイメージを変えるようなデザインを検討。
約3か月間の改修工事を経て、竣工内覧会に至ったとしている。

内覧会の開催日時は2月4日の13時~16時。
開催場所は大阪府東大阪市小若江2-14-25(近鉄大阪線「長瀬」駅より徒歩約10分)。
申込不要、入退場自由。