【ニュース】 住友商事、京都市の「元白川小学校跡地活用」公募型プロポーザルで契約候補事業者に選定、文化複合施設を開発 京都府京都市
2018.01.19
住友商事株式会社(東京都中央区、中村邦晴社長)は1月18日、京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルで、契約候補事業者に選定された。
同プロポーザルは、地域の活性化と魅力あるまちづくりに貢献する「賑わいと文化交流が生まれる施設」の整備のため、同市所有の元白川小学校(元粟田小学校)跡地を借り受け、事業を展開する民間事業者を選定するというもの。
同社は同計画地で、文化事業と賑わい事業を融合し、伝統文化や伝統産業を取り込み体現した、文化複合施設を開発する予定としている。
同社の発表によると、同施設には、伝統工芸品を展示・販売するギャラリーショップや、地域住民が気軽に立ち寄れるコミュニティ・ガーデン、京文化の体験が可能なホテルなどを整備する計画。
外観についても、京都市の魅力ある景観に調和した現代和風とする予定だという。
同社は今後、具体的な事業化に向けた合意形成のため、同市や地域住民との協議を行った上で、同市と基本協定書を締結し、同事業を推進するとしている。
計画所在地は京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175番2外。
敷地面積は6,531.55㎡、延床面積は1万2,770.71㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上5階・地下1階。
建物用途は地域交流施設・ホテル・飲食・物販。