【ニュース】 JR西日本グループ、梅小路社宅跡地で140室規模のホテルを開発、ホロニックと合弁会社を設立 京都府京都市

2017.11.24
JR西日本グループは、梅小路社宅跡地(京都市下京区)で、国内外からの観光客や個人レジャー客を主なターゲットとしたホテルを開発する。
開業は2019年秋頃の予定。

同ホテルは、同グループ直営の新業態・ブランドとして開発するもの。
運営にあたっては、西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、来島達夫社長)・株式会社ジェイアール西日本ホテル開発(京都市下京区、中村仁社長)・株式会社ホロニック(神戸市東灘区、長田一郎社長)の3社で、既に合弁会社「株式会社JR西日本ホロニック」(神戸市東灘区、長田一郎社長)を設立しているという。
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今回の開発では、世界的な観光地・京都市で手狭な宿泊施設が多いことに着目。
ゆったりと過ごしたい観光や個人のレジャー利用のニーズを満たすホテルを目指す。

鉄道博物館や京都水族館、新駅の開業など、今後大きな賑わいが見込まれる同エリアで、梅小路公園の借景も活かしつつ、京都の新しいまちづくりに資するシンボルとなる施設を計画。
京都ならではの特別な体験を提供するほか、交流の場として、宿泊者だけでなく地域の人々からも親しまれる居心地のよい施設を目指すとしている。

なお同グループによるホテル事業は、公表済みの計画施設と今回の開発を含めると、2019年度内に1万室を超える。
今後も、同社用地や市中でホテル事業の積極展開を進めていくという。

梅小路社宅跡地開発の所在地は京都市下京区観喜寺町15他。
敷地面積は約5,000㎡、延床面積は約8,700㎡。
構造・規模は鉄骨造・5階建て。
客室数は約140室、付帯施設は飲食施設・物販施設・温浴施設・多目的室など。