【ニュース】 富岡町商工会など、震災以来7年ぶりに「えびす講市」を復活開催、町内外から延べ8,000人が参加 福島県富岡町
2017.11.17
富岡町商工会(福島県富岡町、山本育男会長)を中心に構成する「えびす講市運営委員会」と環境省は、「第89回 えびす講市」を11月11日~12日に富岡町で開催、町民に加え県の内外から延べ
8,000人が参加した。
同イベントは、五穀豊穣や商売繁盛を祈願し、1923年に始まったもの。
2011年に発生した東日本大震災の影響で中断していたが、復興を願う多くの地元住民、全国から寄せられる支援の声をきっかけに、7年ぶりの「復活」開催が実現したという。
今回は、町の復興を願いメッセージを書き込んだ竹灯籠に点灯する「竹灯籠にメッセージを!」や、来場者の顔写真で桜をデザインする「みんなの笑顔でポスターをつくろう。」、プロカメラマンが撮影した記念写真をプレゼントする「富岡写真館」などの参加型企画を多数実施。
恒例行事のひとつとなっている景品付き餅投げ大抽選会や、ドローンを使用した集合写真の撮影も行われた。
メインステージでは、小浜風童太鼓の演奏やひょっとこ踊りなど地元の芸能をはじめ、ベリーダンスやリズムペイントなど数々のパフォーマンスが披露され、大きな盛り上がりを見せたという。