【ニュース】 JR九州、「熊本駅ビル」の概要を発表、商業・ホテル・立体駐車場で構成する複合施設を2021年春に開業予定 熊本県熊本市
2017.11.09
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は11月8日、「熊本駅ビル」(熊本市西区)の概要を発表した。
熊本駅周辺地域では、2018年春に豊肥本線と鹿児島本線下り線の鉄道高架化が完了する予定。
今回発表した同ビルは、同社が進めている駅周辺のまちづくりのメインとなるもの。
陸の玄関口「熊本駅」に相応しい、商業・ホテル・立体駐車場で構成する地上12階・地下1階建の複合施設として、2021年春の開業を予定している。
商業施設部分では、ファッション・雑貨・シネコン・飲食・食品を充実させ、様々な世代が利用できる施設を目指す。
駅ビルの大屋根や駅前広場を中心に様々なイベントや情報発信も行うという。
また、熊本の陸の玄関口として、熊本の新たなシンボルとなる「水と緑の立体庭園」を設置。
水と緑のうるおいの中に店舗を配置し、憩いとにぎわいを感じる空間とする。
ホテル部分では、JR九州グループのプレミアム宿泊主体型ホテル「Blossom(ブラッサム)」をベースに、熊本駅直結の利便性に加え、新しい熊本駅に相応しい高品質なホテルを計画。
結婚式場やバンケットなども併設する。
また、鉄道や路面電車・バスに加え、3ヶ所で計2,100台収容可能な駐車場も整備するという。
階数は地下1階・地上12階建。
駅ビルの敷地面積は約1万9,000㎡(熊本駅周辺開発の敷地面積は約7万㎡)、延床面積は約10万7,000㎡、商業店舗面積は約3万
7,000㎡。
用途はホテル(200室)、結婚式場(多目的バンケット)、商業(シネマコンプレックス含む)。