【ニュース】 大和リースなど、「学びの杜ののいち カレード」を11月1日に野々市市でオープン、PFIを活用した生涯学習施設整備事業 石川県野々市市
2017.11.01
大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)を代表企業とするSPC(特別目的会社)は、石川県野々市市で「学びの杜(もり)ののいち カレード」を11月1日にオープン、10時よりオープニングセレモニーを実施した。
同施設は 2015年1月に同市が公告した「野々市中央地区整備事業」(PFI事業) で、同社を代表企業とするSPC「野々市中央まちづくり株式会社」が整備し、10月28日に竣工したもの。
同事業は、同市の中央地区に、新たな市民活動の拠点を2ヶ所整備する計画で、今回はその1ヶ所目となる。
今回オープンした「学びの杜(もり)ののいち カレード」は、市立図書館と市民学習センターの2つの機能を有する施設。
図書館部分を取り囲むように、学習センター(キッチンスタジオ、音楽スタジオ、会議室など)の各部屋を配置した。
学習センターの各スタジオ付近には関連した書籍を配置し、図書館とスタジオ利用者の交流を狙う。
施設中央にある2本のブックタワーには天井付近まで本を積み上げ、「知の集積」を象徴した。
今後は SPC構成企業の株式会社図書館流通センターが施設運営業務を、太平ビルサービス株式会社と地元企業の株式会社アイビックス北陸が維持管理業務を行う。
「学びの杜ののいちカレード」の所在地は石川県野々市市太平寺四丁目156番地。
敷地面積は1万8,822.8㎡、延床面積は5,695.7㎡。
用途は文化交流拠点施設(市立図書館と市民学習センター)。
市立図書館の蔵書数は13万冊、今後25万冊を目指す。
市民学習センターは、市民展示室、屋外ギャラリー、オープンギャラリー、音楽スタジオ、研修室・会議室、キッチンスタジオ、創作スタジオ(工房・陶芸)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上2階建て。
駐車台数は129台(車椅子・マタニティ用、夜間用含む)、駐輪台数は95台。
開館時間は9時~22時、休館日は毎週水曜日・年末年始・特別整理期間。
事業者は野々市中央まちづくり株式会社。
構成企業は大和リース株式会社(SPC統括代理者、開業準備業務)、株式会社梓設計(設計監理業務責任者、設計業務、監理業務)、株式会社三上建築事務所(設計監理業務責任者、設計業務、監理業務)、株式会社フジタ(建設業務責任者、建設業務、設計業務)、株式会社豊蔵組(建設業務)、株式会社清水建築(建設業務)、株式会社図書館流通センター(施設運営責任者、開業準備業務、施設運営)、太平ビルサービス株式会社(施設管理)、株式会社アイビックス北陸(施設管理責任者、施設管理)。