【ニュース】 壱岐市と富士ゼロックス長崎、官民協働による「壱岐テレワークセンター」を9月29日にオープン、リゾート型テレワークを目指す 長崎県壱岐市
2017.09.20
壱岐市(白川博一市長)と富士ゼロックス長崎株式会社(長崎県長崎市、秋山富也社長)は、「壱岐テレワークセンター」を9月29日にオープンする。
両者は2015年11月より「壱岐なみらい創りプロジェクト」を展開、その活動は平成28年度総務省「ふるさとテレワーク推進事業」に採択されており、同センターのオープンもその一環。
市民や企業が同センターを活用することで、地方への仕事の流れを創出、地域の活性化を目指す。
同センターは、「原の辻遺跡」内の倉庫をリニューアルした鉄骨平屋建ての施設。
内部にはサテライトオフィス、コワーキングスペース、授業形式のレイアウトにも対応可能なセミナースペース、大型プロジェクターなどを備えたプレゼンテーションスペースがある。
壱岐の歴史や自然を生かしたリゾート型テレワークを目指し、島外企業のサテライトオフィスや、同市での拠点開設に伴うスタートアップ拠点、市内在宅ワーカーがクラウドソーシングにより新たな仕事を創出する拠点、起業者の事業拠点としての利用を見込む。
同センターでは既に富士ゼロックス長崎、富士ゼロックス地域創生営業部/コミュニケーション技術研究所の計5名がサテライトオフィスで働いており、10月には新たに福岡や東京から4社が利用する予定。
なお同市では、同センターの視察企業に対し、博多~壱岐往復船舶代金と1泊宿泊代金の補助を行うキャンペーンを10月2日より開始、同センター利用者向けの短期滞在型住宅も2018年3月に完成予定としている。